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地域ならではの葬儀の伝承について

わたしは実家が絵に描いたようなむかしのお屋敷で地域ならではのの、風習なども色濃く残っています。
特に冠婚葬祭においてはいまだに古い流れをくんだ仕切りもたくさんあります。

しかし、結婚に関しては前後の近所のあいさつ回りなどを除けばかなり、現代に即しています。
ただし、葬儀となればそういうわけにもいきません。
ほとんどの家は自宅の和室を広く使った葬儀と決まっています。

また、祭壇は近隣でお金を出して、購入したものを共同利用しています。
お通夜からお葬式までマニュアルにはありませんが事細かに流れが決まっています。
お坊さんも付き添いの人数で生前の地域の貢献度が決まったり、献花の、数も同じことがいえます。

さらに顕著なのがお供えや初七日、四十九日といった区切りのお供えやお返しです。
これがとにかくおたがいさまとはいえ、かなり大変です。
女性陣が御詠歌を読んだり、料理を準備するなど正しく、一大イベントになります。

わたしは今年、42歳になります。
正直こうした伝統は守るべきもの、変えていくべきものはすこしずつ見える化しないといけないと思っています。
今、こうしたしきたりを理解する年代は70代の方々がほとんどです。

そうそう、しょっちゅう冠婚葬祭にでくわすこともなく、名文化されていない中では、伝承も難しいところもあります。
しかし、亡くなった人間を斎場ではなく、自宅で送るという、この基本的な部分に関しては時代が変わろうとも守っていきたい、変えるべきではないところと認識しています。
その基本を守りつつ、時代にあわせた葬儀の形を新たな世代でつくっていけばいいと考えています。
同じ世代で合意形成をとっていくのは難しい部分もあることは理解しています。s_044


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